リージョンコードについて

海外DVDを観る為に必要じゃないかと思われる知識講座みたいなもの
※詳しくは自分で調べること※

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Q.再生できない、なんで！？

A.それはリージョンコードが違うからです。

Q.リージョンコードって何？

A.リージョンコードとは、DVD-Videoを再生するディスクやドライブ（再生機器）の再生可能地域を限定するために設けられた地域番号のこと。 リージョンコードは世界の6地域で異なり、DVDソフトとDVDドライブに割り当てられた番号が一致しないと映像は再生できないようになっています。
他地域から持ち込んだDVDソフトを見ることを阻止しているのです。
これは映画業界が映画の興業成績に影響が出ないように要請したシステム。
（例えば、アメリカで公開された映画が日本で公開されるのはアメリカ公開の数カ月後、ということがある。日本で公開される前にアメリカでDVDが発売された場合、日本公開前にDVDで映画鑑賞が出来るので興業成績に影響する、というもの）

Q.日本のリージョンコードは？

A.2です。

↓一覧
　1　アメリカ、カナダ
　2　日本、西ヨーロッパ、南アフリカ、中東
　3　 東アジア（韓国）、東南アジア、香港
　4 　オーストラリア、ニュージーランド、中南米
　5　ロシア、東ヨーロッパ、北アフリカ、南アジア、北朝鮮、モンゴル
　6　中国
　7　未使用（予約）
　8　 国際線（航空機、船舶）
　0　リージョンフリー（どの国でも視聴可能）

Q.リージョンコードって変更できないの？

A.パソコンのリージョンコードは回数制限があるけど、変更できます。
　DVDのリージョンコードは変更できません。

パソコンのDVDドライブや一部のDVDプレーヤーでは、リージョンコードを変更することは可能です。ドライブに付属する再生ソフトで変更することができますが、Windows 2000やXPであれば、OS上で変更することも可能です。
しかしながらリージョンコードを変更できる回数は制限されており、何度でも自由に変更することはできません。
残り変更回数が0回になってしまうと、日本のリージョン2に戻すことができなくなり、日本のDVDソフトが再生不能になってしまいます。

Q.リージョンコードを変更しないで観る方法は？

A.リージョンフリーDVDプレイヤーを使う。

全てのリージョンコードのDVDソフトを再生できるDVDプレーヤーです。
しかし、最近はコンテンツメーカーのリージョンフリーのプレーヤー対策として、リージョンフリーでは再生できないDVDソフトが増加していおり、視聴できないようになっております。
必ず再生できるとは限らない。

Q.あれっ日本と西ヨーロッパ（イギリス）のリージョンコードって同じ！
じゃぁ日本でイギリスのDVD観られるんじゃない？？

A.そうとは限らない。

アナログカラーテレビ放送に関する規格というものがあるのです。
西ヨーロッパのTV方式は主にPAL、日本はNTSCとなっております。
DVDにもPAL・NTSCの規格が組み込まれているので、結局、TVで再生することができませんので残念ながら、日本では見ることはできません。
つまり、DVDだけでなく、テレビも条件が合わないとダメってこと。

Q.結局ダメ？

A.そうとは限らない。

パソコンにはアナログカラーテレビ放送に関する規格が関係ありません。テレビじゃないから。
DVDプレイヤー+テレビでは無理でも、パソコンでの再生なら可能かもしれません。

Q.「かもしれません」？

観られるかもしれないし、観られないかもしれません。
正直、「やってみないと分からない」というのが答え。
一度試してみるのも良いかもしれません。自己責任でよろしく。

Q.結局何に気をつければいいの？

1.リージョンコードによる制限について。
2.リージョンフリー機では、見られないソフトもある。
3.リージョンコードを変更しても、変更回数に制限がある。
4.リージョンコードの問題だけでなく、テレビ方式の違いで見られないかもしれない。
5.海外DVDには字幕も吹替もない、ということ。

参考サイト
IT用語辞典e-Words